夏フェスづいてる今日このごろ。観た順に。
Interpol
ぜんぜん知らなかったけど、Joy Divisionぽいというので観にいった。たしかに、ボーカルスタイルとファッションはそんな感じ。軽く流して、次へ。
MEW
アルバム『Frengers』はとても好きなんだけど、ライブはどうかなとおそるおそる行ってみた。あのハイトーンボイスはちゃんと出ているし、轟音かつ繊細な音も期待どおり。SFチックで、残酷な童話みたいなバックの映像も、音とよくマッチしていた。
客観的にみて、そんなにライブが楽しみなバンドというわけでないと思うのだが、意外に客が入っていた。
・Echo and The Bunnymen
開演15分前から5列目くらいで陣取っていたけど、5分前になっても周りはスカスカ。とうとう、そのまま始まってしまった。最近のイアンは、みうらじゅん化が著しい。ウィルのほうは、体のあちこちの部位がパッツンパッツンになってて、こっちはミッキー吉野か。
まさに名曲メドレーという感じで良かったが、最近の曲はムード歌謡みたいでやっぱりつまらない。イアンもつまらなそう。客のノリが悪いのと、ベーシストに不満があるのか、イアンは始終ピリピリしていた。89年だか90年だかのイアン名義の来日のときは、もっとフレンドリーだったのに。
Ian Brown
エコバニが終わってすぐ移動したのだが、すでにイアンがステージに出てきていて、「元気ですけ?」とヘンな日本語で挨拶。
いきなり「I Wanna Be Adored」「Made Of Stone」「Waterfall」のStone Roses三連発。これはちょっと卑怯だと思いつつも、歌い踊る。こっちのイアンはご機嫌で、落ち着きのない小学生のようなはしゃぎっぷり。ソロの曲は全然知らないのだが、結構良かったし、アクションが面白いので目が離せない。「元気ですけ?」を連発。途中「She Bangs The Drums」で再度盛り上げる。あの会場だから音が悪いのは仕方がなくて、そのせいかイアンの歌は上手くなったような気がした。
Duran DuranNine Inch Nails
ヅランを遠くから生暖かく見守ろうと思ったら、すでに終わりそうな気配。NINはあまり興味がなかったけど、スタジアムの雰囲気を知るためにMarine Stageへ移動。そろそろ足にきていたけど、フジロックのステージ間移動の辛さから比べれば、どうということはなかった。
NINは、暑苦しかった。それだけ。野球場に足を踏み入れるのも、これが最初で最後だろう。

サマソニは好きなアーティストがたくさん出たし密度も濃かったけど、フジロックのほうが運営がしっかりしているし観客のマナーも良い。もし来年も行くとしたら、好きなアーティストに絞って観るのがいいかも。
ところで、Appleのブースで、iTMSの曲を一曲だけ買えるカードをもらった。何を買おうかな。今さら『愛のメモリー』でもあるまいし。