2013-01-01から1年間の記事一覧

サプライズ

びっくりどっきり映画だとはわかっていたけど、ヒネリがないなあ。 殺人犯たちが動物のお面を被っていたのは顔を隠す以外に深い意味はなかったようだ。それにしては、まず先に隣の家を襲ったのは悲鳴を聞かれたり通報されたくなかったための口封じだと思うけ…

諸星大二郎『子供の情景』

諸星大二郎特選集 子供の情景 (ビッグコミックススペシャル)作者: 諸星大二郎出版社/メーカー: 小学館発売日: 2013/11/29メディア: コミックこの商品を含むブログ (5件) を見る悪くはないんだけど、どれも何度も読んで全てのコマを憶えているといっていいく…

セッションズ

今日は時間があったので、2本続けて観た。 ああ、これはいい映画だ。 主人公は6歳のときにポリオに罹って以来、首から下が麻痺して動かすことができない。詩人、ジャーナリストとして経済的には自立しているが、40歳近くなっても性体験はないまま。ある日、…

危険なプロット

なんだこれ。もっと「危険」で不穏な映画だと思っていたら、そうでもない。というか、全然物足りない。 主人公の少年が書いた作文を読んだ教師が彼に隠れた才能を見いだすというところから始まるが、そこそこ早熟な16歳ならこの程度の文章は書けるだろう。し…

ももいろクローバーZ「White Hot Blizzard MOMOIRO CHRISTMAS 2013 美しき極寒の世界」

一度は行ってみたかったももクリ。友人ともどもファンクラブ先行の1回目で見事当選し、この季節に所沢の山奥へ。 「極寒」とはいってもこちとら防寒のプロ。それにいざライブが始まればむしろ暑くなるのはわかっている。寒くなるとすれば、去年のももクリあ…

月イチ定期主催「からふりゅ Vol.6」

BELLRING少女ハート(ベルハー)の『BedHead』もまた、今年買ったアルバムの中で5本の指に入るくらい好き、というか衝撃的だった。 サイケな昭和歌謡やプログレっぽい曲に紛れて90年代のUKオルタナ風の曲がこっそり入っていて、そしてモロにThe Verveな「Teck …

私立恵比寿中学 エビ中のパーティ!! Merry Christmas イェイ!!!

すっかりエビ中にハマっております。 エビ中のアルバム『中人』は、今年買ったアルバムの中でも5本の指に入るくらい好き。今でも毎日のように聴いているし、初回盤のCDを買った後でさらにmoraでハイレゾ音源まで買ってしまった。 アルバムの構成はまるでYMO…

逢空万太『這いよれ!ニャル子さん』11

這いよれ! ニャル子さん 11 (GA文庫)作者: 逢空万太,狐印出版社/メーカー: SBクリエイティブ発売日: 2013/04/13メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (23件) を見る4月の後半に出たのに、半年以上積んでしまったために10巻から約1年も経ってし…

ゼロ・グラビティ

それはそれは昔、ファミコンの全盛期。町の本屋でディスクシステムのソフトを500円で書き替えてくれるという商売がまかり通っていた牧歌的な時代に、「パルサーの光」というタイトルのクソゲーがあったとさ。とにかく操作性が悪くてわずか半日で投げ出してし…

よしながふみ『きのう何食べた?』8

きのう何食べた?(8) (モーニング KC)作者: よしながふみ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/12/03メディア: コミックこの商品を含むブログ (50件) を見るごくごく日常的な話が多い。出てくる料理もとても地味な普段の食事が多い。 相変わらず献立としては…

『時を生きる種族』

時を生きる種族 (ファンタスティック時間SF傑作選) (創元SF文庫)作者: R・F・ヤング,フリッツ・ライバー他,中村融出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2013/07/21メディア: 文庫この商品を含むブログ (20件) を見る2009年に出た『時の娘』のほうは「ロマンテ…

小原愼司×トニーたけざき『星のポン子と豆腐屋れい子』

星のポン子と豆腐屋れい子 (アフタヌーンKC)作者: トニーたけざき,小原愼司出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/11/22メディア: コミックこの商品を含むブログ (42件) を見る原作は別な人だけれども、これは久々のトニーたけざき。 でも、タイトルもカバー…

Perfume 4th Tour in DOME LEVEL3@京セラドーム大阪 2日目

セットリストも演出も、昨日と同じ。今日は1塁側だったけれども、昨日よりも中央寄りだったので違う角度から観ることができたし、衣装の早替えなどの見どころがわかっていたので、全体を俯瞰しつつもピンポイントで押さえるところはしっかりと注目できた。 …

Perfume 4th Tour in DOME LEVEL3@京セラドーム大阪 1日目

海外公演のライブビューイングは観に行ったけれども、現場でのPerfumeのライブは真駒内アイスアリーナ以来約1年半ぶり。 東京ドームは年末の平日だし、2010年の初ドームライブにも行ったしで、今回は大阪に行くことにした。それに早割りの航空券だと、東京に…

佐藤史生『春を夢見し』

" title="春を夢見し">春を夢見し作者: 佐藤史生出版社/メーカー: 復刊ドットコム発売日: 2013/11/20メディア: コミックこの商品を含むブログ (3件) を見る新書館から出てた単行本も当然持っているけれど、佐藤史生の復刊は必ず買うと決めているのだ。 「ミ…

唐沢なをき『オフィスケン太』1

オフィスケン太1作者: 唐沢なをき出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2013/11/25メディア: コミックこの商品を含むブログ (4件) を見るあれ、なんかギャグが弱いなと思ったら、そうかこれが新聞に連載している四コマか。 しかしなんとなく見覚えのあるチ…

キノコホテル『サロン・ド・キノコ〜秋の人間狩りリターンズ・すすきの編〜』

今日は4人のバランスがとてもよかった。 支配人のいわゆる「ワンマンさ」がやや抑え気味で、個人的にはこの雰囲気のほうが好きだ。MCの間も他のメンバー達が楽器を弾いているというのもいい。 いくつか知らない曲も演ったけど、キノコホテルの場合はカバーな…

諸星大二郎『男たちの風景』

諸星大二郎特選集 男たちの風景 (ビッグコミックススペシャル)作者: 諸星大二郎出版社/メーカー: 小学館発売日: 2013/10/30メディア: コミックこの商品を含むブログ (9件) を見る高校生になる前後にまとめてむさぼるように読んだ筒井康隆の『日本SFベスト集…

しつこくSONY SS-HA3 [悔恨編]

低音強すぎ問題はバスレフ孔を塞ぐことで一応の解決をみたが、それでもやはり物足りない。 バスドラやベースの低音、エレクトロ系の高音はとてもよく響いてくれるのだけど、ボーカルやギターの音がどうしてもこもってしまう。ボーカルは、女性のハイトーンは…

ももいろクローバーZ ライブ・ビューイング 直送ももクロvol.11 平面革命『JAPAN TOUR 2013 "GOUNN"』仙台大会

この仙台と長野の公演に友人と二人がかりで総攻撃をかけたが、あえなく撃沈。なのでLVへ。 音響が悪いほうの映画館だったので音はちょっと残念だったけれども、内容にはとても満足した。セットリストはだいたい知っていたけど、最近はあまりやらなくなってい…

弐瓶勉『シドニアの騎士』11

シドニアの騎士(11) (アフタヌーンKC)作者: 弐瓶勉出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/10/23メディア: コミックこの商品を含むブログ (16件) を見る画がどんどん劣化している。それに、全体に漂うこの手抜き感がとても残念。コンピュータのモニタに表示さ…

キャリー

オリジナルのほうはもう何十年も前にたぶんテレビで一度だけ観たきり。 なのでほぼ初見といっていい。のだけれども、やはりちょっと雰囲気が違っていて気になるところがいくつかある。まず主人公のキャリーの性格が内向的なのはいいとして、容姿が可愛すぎる…

古屋兎丸『帝一の國』7

帝一の國 7 (ジャンプコミックス)作者: 古屋兎丸出版社/メーカー: 集英社発売日: 2013/11/01メディア: コミックこの商品を含むブログ (9件) を見るおおこれは往年の「ジャンプ」のノリじゃないか!と思ったがこれはジャンプSQ連載なのだった。 生徒会長選挙…

Audirvana Plus

こういうソフトは使わないと書いた舌の根も乾かぬうちに、買ってしまった。 iTunesだけを使ってUDA-1からハイレゾ音源を出力するには、前にも書いたように「Audio MIDI 設定」で出力先をUSB DACにし、サンプリング周波数とビット数とを設定する必要がある。…

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語

アニメはあまり観ないしましてや魔法少女ものなどほとんど興味はないのだけど、「ソラトニワ」で水カンのコムアイが絶賛していたので観てきた。テレビでも観てなかったし、予備知識ゼロで(Clarisが主題歌を歌っていることだけは知ってた)。でも却ってそれが…

泉昌之『食の軍師』3

食の軍師(3) (ニチブンコミックス)作者: 泉昌之出版社/メーカー: 日本文芸社発売日: 2013/10/28メディア: コミックこの商品を含むブログ (13件) を見るまさか3巻が出るとは思わなかった。 ギャグがたまに滑るのと、力石が出過ぎの感があるが、やはり食い物や…

サイコメトリー〜残留思念〜

いきなりのコメディタッチで開始早々不安がよぎる。 基本的なアイディアはありがち。「残留思念」というよりも、これはどちらかというと「接触テレパス」だな。 料理の仕方次第では面白くなったと思うけど、いかんせん脚本が酷すぎ。これは悪い意味でタイト…

吾妻ひでお『失踪日記2 アル中病棟』

失踪日記2 アル中病棟作者: 吾妻ひでお出版社/メーカー: イースト・プレス発売日: 2013/10/06メディア: コミックこの商品を含むブログ (165件) を見るもう40年も前に死んだ祖父はそれこそアル中で、銭湯で倒れて入院、退院したら今度は自宅で倒れて本格的に…

りんご飴音楽祭2013 〜水曜日のカンパネラ編〜

二日続けてライブへ。まさか鹿の解体が見られるとは思ってもいなかった。このために遠征するというのもアレだしなーと思っていたところだったので、お仕事さまさま。 チケットは水曜日のカンパネラのホームページから予約フォームで予約していたのだけど、受…

ウタ娘スーパーライブ2013冬

急遽東京に行くことになり、ちょうど三連休もあるので慌ててイベントやライブを探したところ、このイベントを発見(いったい何をしに行くんだ)。なんと、ゆるめるモ!が出るじゃあないか。 ゆるめるモ!は、ほとんどNEU!な曲を聴いて以来ハマり、OTOTOYが配信…