ももいろクローバーZ ライブ・ビューイング 直送ももクロvol.11 平面革命『JAPAN TOUR 2013 "GOUNN"』仙台大会

この仙台と長野の公演に友人と二人がかりで総攻撃をかけたが、あえなく撃沈。なのでLVへ。
音響が悪いほうの映画館だったので音はちょっと残念だったけれども、内容にはとても満足した。セットリストはだいたい知っていたけど、最近はあまりやらなくなっていた曲を多くやってくれて嬉しい。
そのセットリストにしても、演出にしても、春の「5TH DIMENSION」の正統の続編になっている。「5D」がその名前のとおり空間的な広がりをテーマにしているとすると、「GOUNN」は時間がテーマと言えるかもしれない。「GOUNN」がそのタイトルもアートワークも仏教、特に密教ヒンズー教的な意匠を全面的に打ち出しているけれど、「永遠」「前世」「因果」という歌詞からは時間的なものを感じる。それと、光もの禁止、MCなし、といったリスキーなルールをまたも踏襲しながらも、ちゃんと「5D」の反省点をふまえて軌道修正しさらに上回るパフォーマンスを打ち出してきたというのが素晴らしい。「ももクロのライブ」として、違和感の全くない様式としていつの間にかすっかり受け入れられているじゃないか。
謎の「Twinkle5」というアイドルグループが乱入するという茶番あり、「GOUNN」のカップリング曲「いつか君が」の初披露ありで、とても楽しめた。