ウタ娘スーパーライブ2013冬

急遽東京に行くことになり、ちょうど三連休もあるので慌ててイベントやライブを探したところ、このイベントを発見(いったい何をしに行くんだ)。なんと、ゆるめるモ!が出るじゃあないか。
ゆるめるモ!は、ほとんどNEU!な曲を聴いて以来ハマり、OTOTOYが配信しているハイレゾ音源を毎日のように聴いているところだったし、前回東京に行ったときに行ったTOKYO IDOL SHOWCASEで気に入った小池美由やfine colorも出るわ、LESSON!!!で観て面白かったTAKENOKO▲も出る。他はほとんど知らないけど。掟ポルシェはもちろん知ってる知名度だと、TOKYO IDOL SHOWCASEの出演者たちよりもワンランク下がるくらいなのかな。
二部とも観たので、朝の11時から夜の9時までみっちり。さすがに疲れたけれども、とても面白かった。ゆるめるモ!のライブが聴いていた音源よりもゆるくなかったらどうしようかなどと案じていたけれども、やっぱりゆるくて一安心。どころか、ライブはかなり良かったですヨ。もっと持ち歌が増えるといいな。
TAKENOKO▲の子たちとは少しだけ話ができたのだけど、礼儀正しいししっかりしている。オジサン感心した。小池美由やfine colorの黄色担当の子も前回と変わりなくて、安心した。小池美由はこれからもっとメディアに出てきそう。
他にもいろいろと面白いグループやソロの子もいて、今や歌やダンスは一定の水準をクリアしているのが当たり前で、安心して観ていられた。意外だったのは、メインステージでやるようなそこそこ名の知れたグループは一度見るともうお腹いっぱいという感じで正直もう結構、というところなのだが、屋外の小さいステージでやってたグループは二部とも観ても面白い。そういう子たちは持ち時間が比較的短いので観客はある種の飢餓感を覚えるというのは確かだけれども、理由はそこじゃないと思う。オレ自身が元々音楽でも小説でも映画でも、メインストリームのものには興味が持てないたちだからかもしれないけれども、そういう小さいステージでやるような子たちの可能性や伸びしろが窺えるのが面白いのと、ガツガツしているというほどではないけれどもこういう仕事をしているからには少なくともある程度の上昇志向や欲は持っているはずで、それがサービス精神や「おもてなし」に現れているんじゃないだろうか。
ヲタの人たちも弾けるときは弾けるけれども、周囲に迷惑をかけるようなことはしないし、そういったところは自浄作用がとても上手く機能しているように感じた。他にもアイドルのライブにおける流儀や作法など、勉強になったことが沢山あり、やはり実際に現場に行って体験してみないとわからないものだなあ、と改めて思いました。