逢空万太『這いよれ!ニャル子さん』11

這いよれ! ニャル子さん 11 (GA文庫)

這いよれ! ニャル子さん 11 (GA文庫)

4月の後半に出たのに、半年以上積んでしまったために10巻から約1年も経ってしまった。でもアト子のインパクトは結構大きかったので、前巻の内容はわりと憶えていた。
第一章で話がぶった切られているなあと思ったら、この巻は電子書籍として出た短編二編を再構成したものだそうだ。電子書籍はつい最近デビューしたばかりで、そんな短編の存在すら知らなかったのでこれは個人的には嬉しい。
最初はただのおしゃべり好きの同級生にすぎなかった暮井が徐々に存在感を現してきていたが、この巻ではニャル子やクー子以上に重要な役割を果たすようになった。で、もしかしてもしかして、「暮井」という名前だからこのようなエピソードにしたのかなあ?一巻から気になってはいたのだけど。
それにしても、ニャル子さんのシリーズはやっぱり出たらすぐ読まなきゃだめだな。刹那的といっていいほどの旬の話題が満載なので、半年以上経っただけでもう風化してしまったネタも少なからずある。