消費日記

ONKYO デジタルサラウンドシステム HTX-11

ONKYO デジタルサラウンドシステム HTX-11

ホームシアター化計画は数年前にあきらめてそれっきり忘れていたところに、これを偶然見つけてしまった。約3万円と安いし、スピーカーを増設すれば5.1chにもなるということで、購入した。
元々今回の地デジ化計画の予算にはこんなものは計上していなかったが、臨時収入予定のAXN4709TNの返金を前倒しして充当。
15年くらい使っていたSONYのTA-F333ESAのボリュームが劣化してガリ音がするようになっていたし、やはり今となっては使い勝手が悪い。それに、自分としてはピュアオーディオ志向のつもりでいてアンプにデジタルな要素が入るのが許せなかったのだが、BOSEのスピーカーを使っているという時点で何かが違っているということに気がついた。だいたい、こんな安普請に重量20kgで出力100W超のアンプなんて無駄なんだよどうせさあ。きっと消費電力の半分は熱になっちゃうんだし。もう安くて軽薄で簡単なやつでいいじゃないかよう、と開き直り。
実際、BOSEの55WERをフロントにして鳴らしてみても、TA-F333ESAとの違いはほとんどわからない。CDを聴くと、シンバルなどの高音の細かい再現性がやや劣っているのがかろうじてわかるくらい。本体にはウーファーがついているから、トータルすれば低音はよく出ている。
デザインも落ち着いていて良い。本体のディスプレイの輝度をリモコンで変えられるという小技も面白い。
別売の専用iPodドックをつなぐとリモコンで選曲操作もできるようだが、これは少し様子を見てから。でもそうすると、CDプレイヤーも必要なくなっちゃうんだなあ。SONYのCDP-337ESDは、バイトして初めて自分の金で買ったオーディオ製品なので、愛着があるのだが。それに、CDをラックに並べておく意味もなくなるわけで、それはそれでなんかイヤだ。
とりあえずは、部屋をきちんと片づけてから同梱のスピーカーをサラウンドの位置に配置して、ちゃんと音場の設定をしてみよう。当面はセンタースピーカーなしの、4.1chだが。
これも気に入ったので、浪費じゃあないです。