弐瓶勉『バイオメガ』5

BIOMEGA 5 (ヤングジャンプコミックス)

BIOMEGA 5 (ヤングジャンプコミックス)

改めて1巻から読み直してみたのだが、だんだん読みやすくなってきているような気がする。忘れかけてたり新しく登場する人物も多いが、特にこの巻は話も進むし読みやすかった。単に作風に馴れただけかもしれないが。
ヒグイデが突然現れたということは、生き別れになった二銖たちともまた出会うのかもしれない。
4巻以降の舞台は復物主がいる太陽系外(?)の世界なんだけど、直径百キロメートル、全長四十八億キロメートルって、いくらなんでも細長すぎじゃないか。だいたい海王星の公転半径に等しいから、フィクションに出てきた構造物としては最大級だろう。リングワールドなんか、足下にも及ばない。今のところ主人公の目的地がどこなのかよくわからないけど、まさかバイクで端から端まで走破するわけではないと思うが。
それだけ大きいと自重でブラックホールになってしまうのではないかと思い、直径四十八億キロメートルの球体で比重が1と仮定してシュヴァルツシルト半径を計算してみたが(ヒマなので)、質量が1桁足りなかった。