美女と野獣

ジャン・コクトーが監督したものを、久しぶりに蠍座で観賞。
撮られた年代のわりには画質が悪かったかな。それでも、構図やコントラストのつけ方が凝っていて、映像が絵画的だという印象を得た。
佐藤史生の『竜の夢その他の夢―夢みる惑星ノート (ペーパームーンコミックス)』にはこの「美女と野獣」の短編が載っていて、こちらのほうは既読だった。たぶん作者もこの映画を観ていると思うのだけど、雰囲気がとてもよく似ていて違和感がなかった。と思ったら、メイクが歌舞伎の影響を受けているという説があるらしい*1