天使と悪魔

原作は読んでいないのだけど。(手のひらにてんこ盛りの反物質を乗せて恍惚としながら)「ああ、これが反物質……!」というシーンを妄想していたが、反物質の扱いについてはそれに近かった。
娯楽映画としては、展開が速くて飽きさせないし、大変面白かった。突っ込みどころも多数用意されているので、いろいろな意味で楽しめる映画といえよう。
「カメルレンゴ、フォースを使えよう」とか、「おおこの地下通路こそはやがてロール、アイネイアー、デ・ソヤ神父の一行が時の教皇ウルバヌス十六世と対峙せんがために通る道」といった妄想をして感慨に浸るのもアリ。