唐沢なをき『まんが極道』4

まんが極道 4 (BEAM COMIX)

まんが極道 4 (BEAM COMIX)

これはかなりスレスレ。特に角川文庫で出ていたような筒井康隆のドタバタ小説による、引き攣るような笑いに通じるところがある。
目次には「この作品はフィクションであり云々」、また巻末の「実録まんが極道」にも特定のモデル等は存在しないという旨が書かれているが、第42話「いや、そうじゃなくて」は、本当にありそうな話デスヨ。「MHK」なんて、日本放送協会の略称に限りなく近いし、実際こういう番組があったような気ガスル。いやまさかそんなことはないとは思うけど、こんな話が本当にあったらヤダナー。