サヴァイヴィング ライフ -夢は第二の人生-

この手法はカットアウトアニメというのか。冒頭で監督が出てきて「子供向けのアニメ」と形容していたけど、むしろ「モンティ・パイソン」を思い出す。
夢の世界をこういう形で表現するというのはなかなか効果的で面白かったが、途中で飽きてしまった。夢の分析もフロイト派そのものなので、やや陳腐に感じた。フロイトユング肖像画どうしで殴りあうというギャグはよかったけど。
とはいっても細部には暗喩や象徴がちりばめられていて(たぶん)、もっと集中して観ることができればより楽しめたかもしれない。もっと早くに観たかったのだけど、いろいろあって結局最終日に駆け込みだったのだ。