ジェーン・エア

主演女優の存在感が、主張しすぎない程度にほどよくあって、映像も美しくてなかなかよかった。
原作は読んでいないけれど、シャルロット・ゲンスブールが主役を演じたバージョンを96年頃にイギリスで観たので、ストーリーはだいたい知ってた。でも当時は「governess」という単語の意味がわからなくて、語感からすると執事的なものかと思ってたんだけど、考えてみれば当時の女性がそんな職業につくわけはなかろう。今回、そのあたりがやっと理解できたわけだけど、十数年前は肝心なところがわかっていなかったんだなあ。