ジャスティナ・ロブソン『アルフハイムのゲーム』

アルフハイムのゲーム―特務探査官リーラ・ブラック (ハヤカワ文庫SF)

アルフハイムのゲーム―特務探査官リーラ・ブラック (ハヤカワ文庫SF)

ほとんどファンタジーなので[sf]のタグはつけたくないところだけど、いちおう青背なので。
原文が悪いのか翻訳が悪いのか、それともオレの頭が悪いのか、話がさっぱりわからなかった。情景が頭に浮かんでこないし、つい数行前で説明されていたことと矛盾する記述がされてたりする(この世界では電磁波は使い物にならない、といいながら、レーダーで探査して云々とか)。場面転換も会話の流れも論理的じゃないし、この小説を理解できるのは作者だけだったりして。
というわけで、ストーリーを味わいながら読むのは早々にあきらめて、ほとんど斜め読み。ところがこれがシリーズ化されていて、この本も含めてすでに5冊も出てるなんてとても信じられない。半年も経ったら、読んだことすら忘れてそうだが。