フー・プット・ジ“M”イン・マンチェスター [DVD]
乳首にバンドエイドを貼ってスケスケのタイツでクネクネ踊っていた頃とは体型がずいぶん変わったけれど、パフォーマンスの質は変わらない。今までにライブを3回観ているけれど、そのたびにMorrisseyがエンターテイナーであることに何故か驚く。このDVDでもそうだった。
このライブでも、The Smithsの曲をいくつか演っている。でももう、懐かしいとかではなくて、Morrisseyのレパートリーの一種と感じるようになった。彼自身も、カリスマだのなんだのと言われるのはもうたくさんだと言わんばかりに、観客の「Morrissey」コールに対して「やめてくれ」と突き放したり、セキュリティをかいくぐってきた客には「ステージには上がってこれないよ」と釘を刺したりもする。あれから20年くらい経っているわけだし、ファンのほうも成長しなきゃ。
でも相変わらず、MCは面白すぎ。ぜひ日本でもう一度ライブを観たい。