ちょっとだけ高級
- 出版社/メーカー: ソニー
- 発売日: 2006/05/10
- メディア: エレクトロニクス
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たしかに巷の評判どおり、いつものドンシャリではなく、とてもフラットな音。パーカッションの一打一打がはっきりしているし、電気モノはもちろんアコースティックな音もそこそこ聴ける。圧縮音声フォーマットを聴くなら、これで十分。
耳へのフィット感もなかなかよくて、耳が疲れない。アルミ製で大きめのハウジングは、手で持つとかなり重たく感じるけれど、装着してしまえば全然気にならない。ただ、延長できるとはいえケーブルが非常に短いのはマイナスポイント。
一応高級機というアピールをしたいのだと思うのだけど、パッケージなどにちょっと凝ってみました、という色気が空回りしている。このパッケージデザインには難があって、前面のスリット状の部分がすぐ破れてしまうし、そもそも開封しづらいのだ。付属している革のケースもオヤジっぽいし、パッケージに「本革ケース付」なんて書いちゃうところがまた却って貧乏くさい。こういうところに金をかけるくらいなら、価格を安くするか、製品そのものの品質を向上させるとかすればいいのに。
もうね、ソニーはデザインなんかに気を遣わなくていいっすよ。