とり・みき&唐沢なをき『とりから往復書簡』

とりから往復書簡 (1) (リュウコミックス)

とりから往復書簡 (1) (リュウコミックス)

リュウを読んでないのでわからなかったが、2色印刷ってそういう意味か。マンガ本編だけじゃなくて対談もちゃんと色分けされていて、これは編集がいい仕事をしていると感じる。
両者とも単行本を(たぶん)全部持ってるので、その二人がタッグを組めばそりゃもう最強だ。久しぶりにマンガを読んで大笑いした。特に、唐沢なをきのアシスタントが全員女性ということからエスカレートするところなんかもう。ほっほっほ。
あと、俳優や声優の名前がすぐには思い出せない症状など、世代がほぼ同じだからすごくよくわかる。でも、デニス・ホッパーといえばおれ的には映画版『スーパーマリオ』のクッパだし、ダグラス・アダムスを忘れちゃあダメだと思う。
しかし、クラークや今日泊亜蘭の訃報には触れているが、さすがに赤塚不二夫は間に合わなかったようだ。


ところで、関係ないんだけど、いや、とり・みきが単行本を出していたから全くというわけではないが、チクマ秀版社がとっくに解散していたことを、今さら知った。だから光文社があんなに強気な商売ができるんだな、きっと。