諸星大二郎『闇の鶯』

闇の鶯 (KCデラックス)

『六福神―妖怪ハンター (ヤングジャンプ・コミックスUJ)』とのつながりなんて、作品解題を読むまで気がつかなかった。というか、すっかり忘れていた。
稗田礼二郎がゲスト出演したりもするけど、全体的にネタが弱いかなあ。表題作は十年も前に描かれたものなのでコンピュータの描写が古くさいのは否めないけど、神話や民話に現代のテクノロジーを取り入れる方法はちょっと面白い。
装丁は『稗田のモノ語り 魔障ヶ岳 妖怪ハンター (KCデラックス)』と同じ人だが、フォントの使い方や目次のレイアウトがワンパターンだ。