なんだかなあ。最後のほうまでネタはわからなかったけど、謎が明らかになった瞬間にこの手のネタを用いた他の映画を思い浮かべてしまい、どうしても比較してしまう。そうするとそれまでのストーリーのアラが急に目立ってしまうので、かなり残念な印象しか残らなかった。
『シックス・センス』にしても『ゴースト』にしても、ちゃんとその世界でのルールが貫かれているからこそ観客は騙されたことに快感を憶えるしストーリーに緊張感も生まれるわけで、世界観をきちっと構築しそのルールに則って伏線を張れば良い作品になったかもしれない。
アン・ハサウェイが奇麗だったのが救い。
