弐瓶勉『シドニアの騎士』1

シドニアの騎士 1 (アフタヌーンKC)

シドニアの騎士 1 (アフタヌーンKC)

連載の1回目は掲載誌を買って読んでいた。そのときにはピンとこなかったけど、こうして5話まとめて読むとストーリーは展開が早くて面白い。弐瓶作品にしては分かりやすすぎると言っていいストーリーだ。場当たり的な感じはあまりなく、むしろ伏線がちゃんと張られたりしていて緻密に練られているという印象がある。
画も、巨大構造物も出るし熊も出るが、今までのタッチとはかなり異なる。けれども、馴れるとこれはこれでいい。ロボットアクション、スポ根学園もの、軽いギャグといった要素にも合っている。
続きが楽しみ。