宇宙戦艦ヤマト復活篇

酷い酷いという話を人から聞くけど、さんざん手垢で汚れまくりで酷い出来に決まってるでしょ。というわけで、レイトショーで観た。
だが思っていたほど酷くはなくて、想定の範囲内だった。石原慎太郎が原案というのを知らなくてしょっぱなでウケてしまったが、まあ言われてみればそんな感じだあなあ。
ピッコロ大魔王みたいのが出てきて別な次元からやってきたというくだりで、わりと新しめのバブル宇宙論的展開かと思ったが、この構想は西崎が事件を起こす前からあったらしい。他にも「カスケードブラックホール」とか「トランジッション波動砲」とか、ツッコミどころが満載なのでグループで観に行くのがよろしい。この映画もやはり時間と余裕が大事だ。余裕万歳。地球えらいぞ!
あれ、雪はどうなったの?と思ったら、エンドロールで「第一部完」という文字が。第何部までやるつもりだろ?あと、メカデザインが星野之宣っぽかった。