SFが読みたい!2010年版

SFが読みたい!〈2010年度版〉発表!ベストSF2009 国内篇・海外篇

SFが読みたい!〈2010年度版〉発表!ベストSF2009 国内篇・海外篇

もう訃報ばかりで嫌になっちゃう。伊藤計劃はさすがにショックだったけど、栗本薫やバラードはほとんど真面目に読んでないので、わりとどうでもいいんだが。ちゃんと業績を振り返ることも必要だということは認識しているけれど。
マイ・ベストなんちゃらというのも、もう読むのはやめた。老害かと思えばどこの馬の骨ともわからん若造だったりして、今さらそんな輩の感想もどきを読むまでもないし。
2009年はわりと本を読んだ年ではあったが、ベストSF2009として挙がっているものはそれほど読んでない。海外篇では10冊中5冊、日本篇は2冊だけ。そういえば去年は、ニャル子さんやセバスチャン・フィツェックのブームなどがあって、非SF作品の割合が多かった。ゼロ年代のベスト30もあるけど、そっちはけっこう読んでる。
あと、サブジャンル別ベストっていうのは、前からあっただろうか。ここに挙げられているサブジャンルの中でファンタジーを一冊も読んでないのは驚くにあたらないが、マンガが全く合わないのは何故だ。と思ったら、おれが好んで読むのはいわゆる「SFマンガ」ではなく、「SFファンでもある漫画家が描いたマンガ」なのだった。そういえば、アニメのベスト10に『夏のあらし!』がないというのは一体どういうことだ。