テニスコーツetc LIVE@OYOYO

今日は数ヶ月ぶりに両親と会い、墓参りへ。まずは蟹工船で腹ごしらえしたのだけど、この店はそこそこ安いのはいいとしても、相変わらず垢抜けないというかサービスがなっていないのでイライラする。
父と会うといつも歴史の話を始めるのだが、主にトンデモな本から仕入れた話をしたがるのでいつも困惑してしまう。父の頭の中では、時間的なスケールと地理的なスケールがかなり不正確で、かつ情報ソースが偏っているので、つい誤謬をいちいち指摘してしまいたくなってしまうのだ。仕事からは引退して他に楽しみはそんなにないのだろうから、大目にみてあげたいという気持ちと、正確な知識に基づいた歴史観を持って欲しいという気持ちとがせめぎ合い、時に辛辣な口調にもなってしまったりして。
そんなこんなで父方と母方それぞれの墓地をはしごし、いったん帰宅。久しぶりに車を運転して疲れてたので、ちょっと横になって休憩。
このライブがあることは前から知っていたけど、億劫になってしまい直前まで迷っていたものの、結局行くことに。やはり行ってよかったなあ。
入場してまずピンクのTシャツを買う。てっきりスタンディングかと思っていたが、観客は全員着席済み。どこに座ればいいのかスタッフに尋ねたところ、最前列の席を勧められたので大人しく従う。
テニスコーツは2回目だが、最初に観たときはDeerhoofと共演ということもあったためか、それとも今日の会場がせいぜい40人くらいしか入らない狭めのイベントスペースだったからか、かなり自由奔放なパフォーマンス。といっても別に暴れたりするわけではなく(当たり前だが)、客席の後ろを歩きながら歌ったり、ステージを仕切る壁の向こうに隠れて歌ったり、といった程度。きっとこれが素なんだろうなあ。RSR→pupa→原田知世を見たというつながりで、「時をかける少女」を歌ってくれた。
しかしこの、ベタベタな日常と、テニスコーツの生演奏という非日常と、触れ幅が大きすぎる一日だった。