今日買ったCD

SEVEN IDIOTS

SEVEN IDIOTS

少し前にこの新譜の曲を試聴して、あまりにポップというか、ふつーに「曲」なので驚いた。それでもたしかにこれはwegの音。
帯によると、一度「唄もの」として作曲した後にボーカルを消去し、解体して再構築する、というプロセスで作られたらしい。そのせいか、特に最初の数曲は、今までのアルバムに入っている曲のような抽象的な印象があまりなく、わりと明解で具体的なテーマ性を感じる。だが、アルバムの後半に行くにしたがってweg独自の観念的・終末的世界観が、意図したのかどうかはわからないが、前面に出てくるようになる。という、アルバムとしての構成もいい。
フー・ウィ・タッチ

フー・ウィ・タッチ

そろそろCharlatansからも卒業かなあと思っていたが、最初の2、3曲を試聴してみたら意外に良かったし、通常版と値段もあまり変わらないのに2枚組なので買ってみた。
で、今全体を通して聴いているわけだけど、あれ、思ったほどよくはないかなあ。サイケ成分やいかがわしさがいつもより少なくて、ストレートすぎるというか。まあ、もう少し聴き込んでみるか。2枚目もまだ聴いてないし。