MDR-EX510SL

SONY カナル型イヤホン ブラック MDR-EX510SL/B

SONY カナル型イヤホン ブラック MDR-EX510SL/B

MDR-EX90はまだまだ現役なんだけど、重くて取り回しが悪いので仕事中には不便。後継機のMDR-EX500は同様の理由で却下したので持ってない(かなり値下がりしたので今ならCPは高いけど)。
そこでこのEX510。ほんとはSLじゃなくてLPのほうが良かったのだけど。長いケーブルが欲しいわけじゃなくて、中途半端な位置にあるコネクタが邪魔なので。でも、EX90に比べるとこのコネクタが一回り小ぶりになっているし、まあここは目をつぶることにする。
本体はABS製なので、かなり軽い。そもそもイヤホンのハウジングって、金属である必要はないと思うのよね。金属だと重いし変な共振もしそうだし。ハウジングはなるべく軽くて小さいほうがいい。
またこのイヤホンは、耳の穴の横の少し平らになっている部分(解剖学的にどう呼ぶのかは知らない)に当たるところが柔らかい素材でできていて、なおかつ中空なのでフィット感が良い。オレの耳は左のほうが感度が良いのか、イヤホンで音楽を聴くといつも音場が左寄りになるのだけど、この部分に当たる角度を変えると音の伝わり方も変わるのか音場の位置を調整できるので、音場をど真ん中に持ってくることができるようになった。
音質に関しては、値段相応かな。EX90よりもドンシャリの傾向が強まったような気がするけど、これはイヤーピースのせいかもしれない。イヤーピースには「ハイブリッド」と「ノイズアイソレーション」の2種類があって、後者は中空部分が低反発ウレタンで充填されており、名前のとおり遮音性が高い。また、新品だからかもしれないが、音の解像度が高い。意外に軽めの音で、サ行のささりが少ないこともあって聴きやすいかも。
しばらく業務用として使ってみることにする。
なお、「本革ケース」が付属しているけど、使いません。こういうのはほんとに不要。ソニーはいつになったらこの手の勘違いに気がつくんだろう。