ストーカー

シアターキノタルコフスキー生誕80周年記念映画祭というのをやっていて、せっかくだから1本だけでも観ようと思い、去年原作を読んだばかりの「ストーカー」にした。というか、DVDを借りるなりしても途中で投げ出しちゃいそうだし、こういう機会でもなければ一生観ないのではないかと思えたので。
原作とは違うという話を事前に聞いてはいたけれど、本当に全然違う話だった。共通点は「ゾーン」の設定だけか。でも課題をひとつクリアしたという達成感があるぞ。絶対途中で寝ちゃうと思ったけど、寝なかったし。でも最後のとってつけたような考えオチは嫌いだな。
で、途中で気がついたんだけど、これって押井守の「Avalon」じゃないか。もちろん順番は逆だが。やはりこういう映画は教養としてちゃんと観ておかないとだめだな。次の課題は「惑星ソラリス」だが、今回はタイミングが悪くて無理そう。
それにしても、日曜の夜にキノが満席という景色は初めて見たぞ。