Perfume WORLD TOUR 2nd イギリス公演

去年のシンガーポール公演は時差もほとんどなかったが、今回はイギリス。一応18時からのディレイ中継もあるけど、ここはやはりリアルタイムで観たかったので午前4時前に映画館へ。
今回は画質もより良く、また音質面でもステレオかそれ以上のチャンネル数になっていた。何故か会場の雰囲気があまりライブで盛り上がるぞという勢いではなかったのでずっと座って観ていたけど、それでもとても良かった。
オープニングの曲でいきなり、先月カンヌでやったようなARとリアルタイムのCGプロジェクションを融合させた演出で始まり、やはりこれはカッコいい。
久しぶりに「SEVENTH HEAVEN」や「GLITTER」もやってくれたし、何より「だいじょばない」を観られたのはよかった。過去の自分のブログを読み返してみると「ライブで盛り上がりそう」と書いてあって、確かにその通りだった。というか、ダンスが驚くほど素晴らしかった。こういうカップリング曲も手を抜かずにしっかり作り込んで「化け」させるというのも、チームPerfumeのいいところ。
ダンスといえば、以前は3人それぞれの個性を封じて一糸乱れぬパフォーマンスをすることに焦点を当てていたと思うのだけど、ちょっとその雰囲気が変わったような気がする。指先の動きや肩の振り幅といった細かい身体の表情とでも言おうか、そういった個性を活かすようになってきたのでは。
CDのセールスには以前のような勢いはないかもしれないし、テレビで観てもやはりどうしても物足りない感じがする。でもライブとなるとそのような印象は吹き飛んでしまう。タレントとしてテレビや雑誌などへの露出は必要なのだろうけど、最近はオレ自身そういったものを追いかけなくなってしまった。でもライブ活動からはやはり目が離せないな。