SHINJUKU LOFT 15TH ANNIVERSARY 乙女の恍惚

新宿LOFTはかなり昔に一度来たような気がするんだけど、15周年ということは勘違い?まあそれはいいとして、野佐怜奈とブルーヴァレンタインズ、水曜日のカンパネラBELLRING少女ハートとあと一組(これはつまらなかったので名前は挙げない)ということで観に行ってきた。
水カンは、登場したと思ったらサングラスをかけてるしスタンドマイクだしなんか振り付けがついてるしで、コムアイじゃなくて実は別人なんじゃないかと思ってしまった。つい先週の金曜日に観たときには歌が上手くなっていて驚いたけど、今日は違う意味で驚いた。自分でも、「キャラがぶれてます」と言ってたし。でも3曲目あたりからはいつもの感じになったけれども、何かあったのかな。
野佐怜奈はソロ名義のアルバムを聴いただけなのででいつかライブで観たいと思っていた。アルバムだといかにもピチカート・ファイヴのフォロワーかと捉えてしまうが、ブルーヴァレンタインズというバンド編成になると全然違っていた。そして、元キノコホテルの元エマさんもお久しぶり。
いやあ、このバンドはなかなかすごいぞ。上述のようにベースは元エマさんだしドラムも安定している上にリズムの刻み方が面白いし、ギターがまたいい。このギターの人の喋りが残念ながら聴けなかったけど、キャラとしても面白そうな雰囲気が漂っていた。そして野佐怜奈も、歌で聴かせるというタイプではないかもしれないけれど、声質がいいしルックスもいい。だからバンド総体としてのバランスがとてもよくとれていた。
今日は久保田早紀「異邦人」のカバーを演ってくれて、これがロカビリー調というかブギ調というか、こんな手があったのか!と。物販で野佐怜奈と少し話したら、今日が初披露だったそうだ。これはまたライブに行かねば。
最近ちょっとお騒がせしたベルハーは、今日は新曲を演って、これがとてもよかった。本当にいつも思うけど、持ち歌はそれほど多くないからセットリストはだいたいいつも同じなんだけど、でも毎回何かしら違う。これが「ライブ」だよなあ。