ももいろクローバーZ ライブ・ビューイング 直送ももクロvol.17 平面革命 『有安杏果プレゼンツ チビッ子祭り2014』熊本大会

川崎チネチッタで久しぶりのライブ・ビューイング。この映画館だけでも3つのスクリーンでやってて、ちょっとびっくりした。
実際のライブ会場は定員が650名ということで、これは日産スタジアムの100分の1。振れ幅がすごい。
ライブハウスでももクロのライブを観たことがないのだけど、こういう雰囲気だったのか。これはいいなあ。イヤモニをしてないということは進行やMCは全部任されてるんだなあとか、歌いながらバックで移動しながらのポジション取りが正確だなあとか、ホールやスタジアムでのライブとはまた違った面が見えてくる。
途中で現地の観客のみを対象とした抽選会があったり、フジテレビがしゃしゃり出てきてインタビューが始まったりなど、構成が謎だったけど。ライブだけをがつっと2時間やってくれればそれでいいのに。「グダグダ」になる原因の一つはこういうぶっこみをする大人達にあるんじゃないか。
あと今日は数秒間映像が途切れたり、後半の音声にひどいノイズが乗るなど、ライブ・ビューイングのシステムとサービスの品質の悪さが露呈した。特に後半の数十分は、音声ソースそのものが怪しかった。現地の音声にCDの音声をかなりかぶせてたんじゃないか。
という残念なところがあったものの、ライブはよかった。杏果はなかなか面白いじゃないか。ライブ・ビューイングの会場との中継におそらく5秒の遅延があることを知って、現地とライブ・ビューイングの会場で同時にウェーブを開始したら遅延がいい感じに影響してちょうど両会場が時系列的に繋がっているように見えるんじゃないかという提案には、そのような発想は全く浮かばなかったので驚いた。この、同時性に関する鋭い洞察力がすばらしい(大げさ)。しかもそれが思惑どおりビシッと決まるというミラクル。