ダグラス・アダムス『さようなら、いままで魚をありがとう』

さようなら、いままで魚をありがとう (河出文庫)

さようなら、いままで魚をありがとう (河出文庫)

銀河ヒッチハイク・ガイド』シリーズの第四作目。
とても読みやすくて、あっという間に読み終わってしまった。内容もラブ・ストーリーだし舞台はほとんど地球なので、あまりSFっぽくない。主人公のアーサーもいろいろ苦労した末にガールフレンドができて良かったね、という感じでほのぼの。空中でイチャつくというのは楽しそうだ。
それでも、しつこいギャグはいつもどおり。1984年に書かれた作品だからか、「ダイアー・ストレイツ」や「デヴィッド・ボウイ」といった言葉も出てくる。