藤野美奈子『にきこもり日記』

にきこもり日記

にきこもり日記

藤野美奈子は最近めっきり見なくなったので、もう描いていないのかと思ってた。
帰宅して改めて見てみると、発行が白夜書房でびっくり。まさか藤野美奈子も大胆な路線変更を…とか思ったりして。最近はギャンブル専門というイメージなので、どっちにしても違和感がある。
あと、帯の折り返しの一部が「愛読者シール」となっていて、これを送ると定価の6%相当の切手か郵便小為替を返送してくれるそうだ。白夜書房の本全てにこのシールがついており、何冊分かをまとめて送ってもOKだそうだが、ちょっと微妙なサービス。まあ、読者層の平均年齢の高さにつけ込んで法外な値段をつける某出版社よりは断然マシだが。
にきびで悩む少女が成長していくという話。性別も世代もかけ離れているので直接主人公に感情移入はできないものの、女性としてはかなり深刻なハンディキャップをかつて負っていた者が身内にいるので、共感はできた。