ディクスン・カー『皇帝のかぎ煙草入れ』

皇帝のかぎ煙草入れ (創元推理文庫 118-11)

皇帝のかぎ煙草入れ (創元推理文庫 118-11)

たまにはミステリでもと思い、某所で好評だったこともあって読んでみた。他のを読んでないからわからないけど、ディクスン・カーの作品としては異色作らしい。
ミステリだからとかトリックが、というようなことは読んでいてもあまり感じなかった。普通小説としてもじゅうぶん面白いし、特に人物造形が上手い。いや、だからこそこのような小説が書けたのだろうけど。
密室ものも読んでみたい。