諸星大二郎『西遊妖猿伝 西域篇』1

西遊妖猿伝 西域篇(1) (モーニング KC)

西遊妖猿伝 西域篇(1) (モーニング KC)

連載を再開したときのモーニングは記念に買った。画のタッチはずいぶん変化したけど、雰囲気は変わってなくてよかった。
これを期に潮出版のほうを最初から再読し、その勢いで読んだ。河西回廊篇あたりからカタカナ言葉も使われるようになっていたが、この西域篇ではギャグもかなり軽めになった。リア・ディゾンて。
意外な形で沙悟浄も登場したし、物語のテンポも早くなるのかもしれない。唐を出てから10年も待たされてせめて沙悟浄くらいは見たいと思っていたけど、こうなると欲張りになるもので、ぜひ無事に完結してほしいなあと切に願うわけであります。