Nike+ SportBand

走るときに必ずしも毎回音楽を聴きたいわけではないし、音量を抑えていても、後ろから近付いてきたり横道から急に現われる無灯火のキチガイ自転車乗りの気配を察するのは難しい。なので、iPhoneなしでも走った距離やペースがわかるこれを試してみた。同じアカウントに同期すれば、今までの記録に追記できるだろうし。
すでにNike+のセンサーだけは持っているので、それを使おうと思ったら、ペアリングしてくれない。アレコレ悩んだり試したりするのも嫌なので、とりあえずSportsBandに同梱しているセンサーとペアリングして走ってみた。
バックライトがないのは知っていたけど、特に困らない。夜とはいえ明かりが全くないわけではないし。それよりも、今まではiPhoneをポケットから出さないと距離の確認や一時停止ができなかったが、それらが手元でできるのはありがたい。ディスプレイに表示される内容はかなり省略されているので、慣れが必要だけれども。当たり前かもしれないけれど、走った距離はiPhoneで測定した場合とほぼ同じ。これも当然といえば当然だが、SportsBandを母艦のUSBに挿してNikeのサイトに同期しても、iPhoneの履歴には反映されない。
走り終わってから、iPhoneとSportsBandの両方でセンサーを共有できるようにしてみた。どうやら、先にSportsBandとペアリングした後に、iPhoneとペアリングするといいようだ。他のNike+のセンサーとペアリングすることなしに、ペアリングを「解除する」という操作はできないので、元々使っていたセンサーはしばらく休ませる。先にこっちのセンサーのバッテリーを使い切ってしまいたかったのだが。
あと、Mac用だけかもしれないけれど、ユーティリティソフトの出来はかなり残念。アプリケーションスイッチャーには現われないので、メニューバーから表示/非表示を操作するしかない。また、アプリケーション単体ではランニングの履歴などは見られないので、イチイチNikeのサイトにアクセスする必要がある。これでもv1.0.1となっているから、マイナーアップデートはあったようだが。