唐沢なをき『機動戦士ぶよガンダム』2

これはもうほんとにくだらない(もちろん褒め言葉)。
1巻やこの2巻の前半では、名ぜりふのパロディはあえてあまり出さなかったのかもしれないけど、後半はもうこじつけに近いくらいに良く出てきて、これがまた面白い。「ご覧のとおり/でぶちんだ」
食べ物の描写がいかにもジャンクだけど、そのへんの料理マンガよりもよほど美味そう。特に甘いものなど。これは例のお嬢様風女性アシスタント達との共同作業の成果かもしれない。
しかし、このオチに至る伏線はすごい。ぜんぜん気付かなかった。ラストはなんだか映画のほうの『イデオン』ぽい雰囲気が。
最後の最後に、作者自身の意外なエピソードが。