古屋兎丸『ぼくらのひかりクラブ』上

ぼくらの☆ひかりクラブ 上[小学生篇]

ぼくらの☆ひかりクラブ 上[小学生篇]

同じ作者による『ライチ光クラブ』っていつ出たんだっけか、と思って見てみたら、2006年だった。もう5年も前だったのか。
まだ上巻なので、最終的な感想は下巻にまかせる。しかし、最初は小学生の秘密基地のようなものにすぎなかった光クラブがゼラの登場によりどう変化していったか、ジャイボが何故あのような位置につくことができたのかなどは、よく描けている。
如何にしてゼラが少女に執着するようになるのか、二コの眼が失われることになる理由などは、下巻で明らかになるのだろう。
そういえば全体的に画のトーンが白っぽいのだけど、これは『ライチ光クラブ』や下巻は中学生篇ということで黒が基調になるだろうから、コントラストを意識しているのかも。