iPad White 64GB

正式名称が「iPad」になってしまったのでこう書くしかないんだけど、出たばかりのやつ。「iPad3」という表記もたまに見かけるが。
iPad2は解像度が低いのと、当時は用途が見いだせなかったのでパスしてた。しかし今回は、MacBook AirをThunderbolt Displayに繋げることによってデスクトップマシンとなってしまい、機動性がゼロになっていた。だから居間や寝室で使うのにiPad2はちょうどいいなあと思っていたが、新モデルが出る噂もあって我慢していたのだった。そんなところにこの新モデルが発表され、スペックを見てその日の朝にすぐ、スマートカバー(緑)と一緒にポチった。
16日に届くというウリだったが、案の定北海道は1日遅れで今日届いた。先にスマートカバーだけ届いてしまい、ちょっと寂しかったよ。
で、本体が届いてさっそく箱を開けてみたところ、ACアダプタが入っている。AppleのAC-USBアダプタは使い勝手がいいので、これは望外の幸運。だが本体が意外に重くて、寝ながら長時間使うと疲れるかも。スマートカバーもすぐ汚れてしまいそうで、これならドックを先に買ったほうがよかったかもしれない。
しかし、解像度が大きく向上したディスプレイは本当に綺麗。電源を入れて最初の設定画面が現れただけで、驚いてしまった。この大きさで、27インチのThunderbolt Displayとほとんど同じ解像度だものなあ。初期設定では明るすぎると感じたので、設定で明るさを少し落としたら、大人の目にも優しくなった。
もれ聞くところではiPad2Safariのスクロールで引っかかるような感じがするらしいが、そんなことは一切なくて、描画能力に関しては今までに使ってきたiOSバイスの中では最高。よくアップルストアでデモ用に使われている「Solar Walk」もニュルニュル動く。
だけど実はまだそんなに本体を使えていない。というのも、NASに保存してある動画やら静止画やらを観るのに適したアプリと運用方法を模索するだけで、半日かかってしまったのだ。NASDLNAサーバの機能を持っているので動画はDLNAクライアントを入れるだけで済んだが、問題は静止画のほう。静止画といってもぶっちゃけ漫画なんだが、だからデフォルトで入っている「写真」アプリでは使い勝手が悪い。iPhotoで管理しなきゃならなくなるし。
Macユーザで、AFPで共有している漫画や電子書籍iPadで読みたいという需要は結構あると思うんだが、適したアプリがない。zipに圧縮してiTunesからiPadにファイル転送すれ、というビューアはいくつかあって、せいぜい数百円程度なので実際買って試したりもしてみたが、手間がかかるのでやはりNASからダイレクトに読めるのがいいんだけどな。そんなに難しくはないテーマなので、自分でiOSアプリを作ってみるいい機会かもしれないが、なにせこのところ自分の時間がなくて。
そんなことも視野に入れつつ、このiPadは使い倒すことにする。このスペックなら長く使える…かな?