キノコホテル『サロン・ド・キノコ〜淫力魔女の生贄・札幌編』

新しい編成になってから、初キノコホテル。
電気ベースのジュリエッタ霧島の評判は聞いてはいたが、これほどすごいとは。バリバリの超絶テクニック、というよりは、バンド全体をリードするのが上手い。今まではケメの暴力的とも言えるギターがサウンドの要だったけれども、ジュリエッタ霧島の加入により、バンド全体の力量が底上げされた感じ。
そして、こんなに「踊れる」ベースを弾くプレイヤーは初めて見た。リズムはきっちり正確に刻んでいるけど、それだけじゃなくて聴いているほうも身体が自然に動いてしまうような。しかも笑顔がよくて、サービス精神もある。そしてまさかのアニメ声。
これはいい人が入ったなあ。他のメンバーも、サウンドのリードを安心して任せられるからか、リラックスしているように見えた。今日は支配人の喉の調子もよかったみたいだし、アンコールは1回しかなかったけれども、大満足。