ももいろクローバーZ 公式ファンクラブ「ANGEL EYES」限定イベント「誰でもカモ〜ン!〜ただし、ホワイトベレーの方に限ります♡〜」

ガネクロの次はももクロだ。
申し込むときに、第5希望まで書けということだったので、どの日でも同じだろうと思い1日目から順番に第1、第2、と入れて行ったら、全員第1希望が当たったらしい。更に、先日の24時間Ustreamで、くじびきでどのメンバーがどの回のセットリストと演出をするかということになり、初日は夏菜子に。
他のメンバーなら音楽の好みはだいたい想像ができるけどなんといっても夏菜子は「No Music My Life」の人なので、どういうセットリストを組んでくるかまったく想像がつかなかった。しかも初日だし。なので、無心で会場の横浜アリーナに向かった。
ファンクラブイベントということもあってか、チケット、会員証、写真付きの身分証が全部揃ってないとダメという、とても厳しい本人確認がされた。それを数千人、多い日で1万人以上いるので、本人確認だけで2時間、開場から開演まで2時間というタイムスケジュールだった。ゆっくりめに行ったけれども、本人確認と物販が終わった時点で開場まで1時間以上あったので、コーヒー飲んで一服してから会場入りした。それでも開演1時間前だったけど、もう客は8割がた入っていて、それで気を効かせたものか、今日の「監督」夏菜子と川上マネージャー、パンフレットや雑誌のインタビュー記事を書いているライターの小島和宏の3人がステージに出てきて、ちょっとした対談をしてくれた。3人がはけてからも、夏菜子が舞台裏から観客をいじるなど、なかなかのサービスぶり。
そしてライブが始まると、いきなり「走れ!」、「Chai Maxx」、「行くぜっ!怪盗少女」と、怒涛の3曲でもうわけがわからないくらいアガる。ファンクラブイベントだからトーク多めだったりゲーム的なことをするのかなと思ったら、MCはほとんどなし。これは、Ustreamgdgdな24時間をやった直後だから、わざわざイベントに来るようなファンにはそういうのはもうお腹いっぱいでしょ、という配慮かもしれない。ということで、ガッツリ2時間のライブをやってくれた。セットリストも、もうこれしかない、というくらいの攻めの曲ばかりで、大満足。「仮想ディストピア」と「黒い週末」をやってくれたのが、個人的に特に嬉しかった。
席はアリーナのかなり後ろのほうで、傾斜がついているのでステージは見渡せるものの、メンバーの顔は識別できない距離。それでも、左右にあるスクリーンよりもステージのほうにいやでも魅きつけられるというのが、この5人のパフォーマンスの素晴らしいところ。
アンコールでまた「Chai Maxx」のイントロが聞こえたと思ったら、気がつけばアリーナの通路にメンバーが。あーりんまでの距離、約5メートル。5次元ツアーのときもそうだったけど、こういうサプライズは嬉しい。「あの空へむかって」を挟んで、これまた本日2回めの「走れ!」で、途中からアカペラになり、会場全体で大合唱という演出。この曲ではいつも途中で照明を落とすのがお約束だけど、今日は逆に会場全体が煌々と照らされて、ちょっと感動した。
他の日はセットリストや演出がどうなるか全くわからないし、とても興味はある。にもかかわらず、ああ今日観に来て良かったな、と思わせてくれるステージだった。