エビ中 夏のファミリー遠足 略してファミえん in 河口湖2013

TIFにも日産にも行けなくなってしまい、この空虚感を少しでも埋め合わせようと、エビ中に関する予備知識はほとんどないがライブビューイングへ。最近出たシングルはMVを見ていたしぁぃぁぃくらいは知ってるけど。
エビ中は「King of 学芸会」とか「サブドル」といったキャッチフレーズにちょっとひっかかりを感じていたのと、構成人数が多いなあと思って、注目はしていたけど曲をちゃんと聴いたり映像を観たりはしていなかった。
しかし実際ライブ(「ビューイング」だけど)を観てみたらどうだ、歌は上手いしダンスはキレキレじゃあないか。しかも全員のポテンシャルが揃って高くて、最初の曲でもう、ああこの娘たちのパフォーマンスは不安定でも学芸会でもなく、れっきとしたプロのそれなのだということがわかってオジサン本当に感動した。曲もバラエティに富んでいて、いわゆるアイドルソングや青春ソングの中に、新曲のようにちょっとゴスでダイナミックな曲があったりする。わりとベタな歌詞の泣かせる曲もあるんだけど、これがまたストレートに心に響いて、オジサンまた感動した。
サプライズで今年の冬にさいたまスーパーアリーナで「大学芸会」があることが発表されたときには、泣き出したり呆然としたりするメンバーの中で、一人無邪気に「やったー、やったー!」と大喜びする廣田あいかには底知れぬ大物感を感じた。この娘はすごいな。そのルックスからは想像できない、七色の声音としっかりした体幹から繰り出される豪快かつ繊細なダンス。
彼女に限らず、もう全員が可能性の塊だった。さいたまスーパーアリーナは日程が他のライブ(まだチケットが取れたわけじゃないけど)とかぶっているので行けないと思うが、もし機会があればちゃんと現場でライブを観てみたい。