AmazonのCD買取サービスを試してみた
そろそろいつもの中古盤屋に売ろうかなと思っていたところに、AmazonがCD買取サービスを始めたという報せが。
売ろうと思っていたCDを適当に見繕って査定額を見てみたら、意外に高い。中古盤屋に売っても今までの経験ではざっくりと1枚100円という程度だったので、試しにAmazonに売ってみることにした。
見てのとおり、特に珍しい盤があるわけではない。すべて洋楽だが、強いて特徴をいえば、日本盤であることと、初回盤が多いことくらい。
で、これがいくらになったかというと、なんと7,000円ちょっと。いずれAmazonに回収される無利息の債券みたいなものだとはいえ、結構デカイ。これでも、3枚は商品が違うということで返送されることになっているので、8枚でこの値段というわけだ。
ただし、これらのCDが査定されて連絡がきたのは7月30日。それから2日経って査定額をもう一度チェックしてみると、だいたい半額くらいに下がっている。もうギフト券は受け取っているので上記の金額に変化はないものの、この急激な査定額の変化をどう捉えるべきか。新しいサービスということで、最初にインパクトを与えたかった?もうそれなりの数の申し込みがあったから相場を下げた?一度だけではなんともいえないので、少し時間をおいて再度買い取ってもらおう。売りたいCDはまだまだあるし。
売りたいけれども査定対象に入ってなかったり1枚5円とかで見送ったものもあるが、まあ今のところ、以下のような傾向があるように思える。
- 洋楽といえども日本盤のほうが買取価格は高い
特に、日本盤のみボーナストラック、というパターンは有利
- 初回限定盤も高い
DVDつきだったりすると、なおさら良し。
- もちろん状態は良いほうが有利
CDに限らず本などもきちんと保存しておく質なので、オビや歌詞カード、ライナーノーツも全て揃っていたしキズもほとんどなかった。査定結果を見ると、すべて「非常に良い」だった。
- そこそこ人気があってもJ-POPは安い
そもそも邦楽のCDをあまり持っていないが、capsuleとPerfumeはタダ同然だった。Cymbalsはそこそこ良い値段がついてるが、これは売るつもりはない。
- 80年代UKインディーズなどのレアなものが高いとは限らない
そもそも買取対象になかったりするし、古いものは安い。こういうのは中古盤屋に売ったほうがいいかもしれない。
それにしてもちょっとびっくりしたのは、Aphex Twinの「Selected Ambient Works 85-92」が1,339円で売れたこと。これは確か、 タワレコで1,000円くらいで投げ売りされてたんだよな。まあ千円やそこらで一喜一憂する自分もどうかと思うが。
どうせ泡銭だからひとつ普段買わないものを…ってなっちゃうと、Amazonの思う壺。このギフト券はちゃんと要るものを買うときに使うことにする。
次はDVDを売ってみるぞ。