Our Shining Idol〜今君に会いたい〜夏休み
- がんばれ!Victory
初めて観たけど、演奏はふつうに上手い。「ふつうに上手い」というのは褒め言葉に聞こえないので我ながらちょっとアレだが、曲がもうちょっと良ければいいのになと思った。全員ルックスもキャラも良いので、期待できそう。
2番手とは思わなかったので油断した。新曲をやってくれるかなあと淡い期待を抱いていたところに、「桃太郎」をちょっとだけiTunesでかけてくれた。この曲は序盤のゲームネタに引っかかる人が多そう。でも個人的にはこの曲の良さはそのストーリー性と、
ペットと一緒に鬼退治とか
絶対正気じゃない
犬と猿は仲たがい
雉子は戦力外
といった水カンワールド全開の「よく考えてみたらそりゃそうだよな」と唸らざるを得ない鋭い洞察にある。また、やはり同じように昔ばなしの主人公である金太郎やかぐや姫や浦島太郎を「リア充」と一刀両断するルサンチマンこそが、現代においては圧倒的に正しいのである。なんて、昔の音楽雑誌の評論じみたことを考えてしまったりして。
そして、今日もコムアイのパフォーマンスは素晴らしかった。
一人メンバーが新加入したと聞いていたけど、今月いっぱいで一人辞めちゃうんだな。だから貴重な4人体制によるパフォーマンスが観られたことになる。
あれ、ベルハー久しぶり？前に観たのは1ヶ月以上前だ。
ずーっと気になっていた新曲は「Starlight Sorrow」というタイトルだったことが判明。そしてこの曲が、どこかで聞き覚えがあるけれども思い出せないというとてももどかしい状態が続いている。ストリングスによる哀愁を帯びたイントロだけなら、Stereolabの「Cybele's Reverie」に似ているかもしれない。今日友人と話していてふと浮かんだのが、オフコースの「Yes No」なんだけど、まさかなあ。ああ、気になる気になる。
ニューロティカのライブを観るのが、それもLOFTが初めてというのは逆にレアかもしれない。曲をまともに聴いたことはなかったのに、ライブはとても楽しかった。さすがだなあ。
そして、ベルハーの2人も横で観ていたし、コムアイがノリノリで最前で踊っていたのがとても印象的だった。
今月に入ってから平日はちょっと忙しくて余裕がなかったけど、今日はやはり行ってよかった。チョー楽しい。
