クルミクロニクル『Seventeen Memories』

クルミクロニクルは4月初めのワンマン以来なので、約5ヶ月ぶり。
TIFには出ているがそれまでの間ライブなどはなかったので、身長が伸びて170センチになってたなどという根も葉もない噂があったりしたが、久しぶりのクルミクロニクはちょっと大人っぽくなっているように見えた。でも一曲目のラストでタオルを客席に投げ飛ばすつもりが、勢いが余ったのか直球で最前列の客に直撃させていて、こういうところは相変わらずで安心(?)した。
今日はつい先日出たばかりのミニアルバム2枚のリリース・パーティということで、それら新曲をメインに約1時間半。ちょっとセットリストがちぐはぐな感があったけれども、ワンマンのときのようにDJをやったり、シンセサイザーを演奏したりと、なかなか楽しませてくれる。
入場のときにはザイロバンド(は商品名?だけど画像を見るかぎりではたぶんこれ)も配られた。ももクロの五次元バンドよりは一回り小さい。
アンコールでは「オレンジ(Sing with Cello)」を本当にチェロの生演奏をバックに歌って、これにはぐっときた。
でも今日は全体的に歌のかぶせが多くて生歌度が低かったように思う。まあ、完全口パクでも全然かまわないんだけど、そういう点も含めて今後伸びていけばいいなと思う。ミスしても後を引きずらなくなったし、メンタル面でも強くなったなというのはとても感じた。
オープニング・アクトはAZUMA HITOMIで、今日もよかった。ステージングはもう堂々たるもので、要塞が不調でもビクともしない。
基本的に光り物が苦手なワタシだが、AZUMA HITOMIの光と動きのあるセットは好きなんだなあ。たぶん、手作り感ただよう要塞セットにエンジニアリング魂みたいなものを感じるからかもしれない。
二番手の南波志帆は、うーん……。曲は元Cymbals矢野博康なんだけど、どうも苦手だ。