世界の終わりのいずこねこの終わりの始まり

一部が映画『世界の終わりのいずこねこ』に出演しているアイドルグループによるライブ、二部は映画本編、そして三部は本当に最後のいずこねこのライブ。
一部はソロとグループでアイドルが何組出たんだろう?持ち時間は一組10〜15分、2〜3曲くらい。初めて観るのも多くて、楽しかった。いずこねこの映画に声がかかるくらいだから何がしかの繋がりや共通点があるわけで、ごった煮のイベントとは異なり安心して観ていられた。
Peach sugar snowは初めて観たけどよかった。ライムベリーが出るとは知らなくて、ラッキー。気になっていた姫野たまは、歌もトークもよかった。そして、みきちゅから溢れるいずこねことの友情がとても熱い。大勢のアイドルをバックにノリノリで歌い踊る西島大介なんていう珍しいものも観られた。
映画本編は機会がなくて今日初めて観た。おお、これは結構本気なSF映画じゃないか。さすがに尺が短めの映画だから設定を深く掘り下げたりはしていないけれども、本質的にはワイドスクリーン・バロックでしょ。あと、いずこねこの曲の歌詞には『2001年宇宙の旅』を思わせるフレーズがよく出てくるが、これはモロにオマージュしている。お父さんのタイムカプセルとか、作中で読まれているペーパーバックのタイトルとか。小明もいいキャラクターだし、宍戸留美もいつの間にかこんなに雰囲気のある女優になってた。
そしておそらく本当に最後のいずこねこのライブ。いつもながらダンスはキレッキレで声もよく出ていた。MCも泣かせたかと思うと大いに笑わせてくれたりして、もう文句なしのとても爽やかな終わりかただった。もって生まれた才能なのか、人徳なのか、それともこの数年間の努力の賜物なんだろうか。
なにはともあれ、これからはプラニメのミズタマリを観に行くよ。